声と歌と音楽のこと

高校時代は合唱部で混声四部合唱ではアルト、女声三部合唱の時はメゾソプラノだった。
当時、声楽も習っていて先生にも「話し声は低いのにソプラノの声ね」と言われた。
その他に下手くそながらロックやポップスも歌っていた。
昨年イタリアへ行く前にご指導いただいたボイトレの先生にも「ソプラノね~」と言われた。
しかしこれは「頭声」っていう発声法の時に言われることで、先に書いた通り話し声は低い。
つまり地声は低い「胸声」を主に使うゴスペルではまた話が違う。
ゴスペルを習い始めた頃はストレスで声が出ないときだったので思うように歌えない悔しい思いをしてきた(まだまだのどのつかえはとれない)
  先日のゴスペルレッスンで、自分の声区チェックということで歌ったら低音部の方が安定していて、さらに胸声と頭声のチェンジの下手くそな私は低音部を活かせる「テナー」という判定をいただいた。
歳をとると声は低くなって松田聖子さんとかも下げて歌ってるみたいだけど、広瀬香美さんのように歳をとってからも1度上で歌える方もいる。
訓練次第なのね~
与えられた場所で声を活かして行ければいいなぁ~

◆声区とは 以下上記サイトより引用

声区とは声帯の振動形態(声帯の震え方)の事をいう。低音域は声帯全体が合わさって発声している。だんだん音が高くなるにつれて全体が合わさっていた声帯が部分閉鎖(声帯の一部が合わさること)になっていく。そして更に高くなると閉鎖の部分はもっと少なくなる。

<胸声(きょうせい)>

声帯が厚く合わさり、全体の長さも長くなる。高い空気圧を利用でき、振動も声帯全体がダイナミックに動くので大きな声を得られる。声帯の表面に沿って粘膜がうねり、倍音をたくさん持った豊かな声。胸声と呼ばれるのは咽頭の下の部分に多く共鳴し、胸から声が出ている印象を与えることからこうよばれている。

声帯が厚みを保ちながら音域を上げていくとこれ以上伸びないという状態になり、もっと高い声を出すには声帯そのものを薄くして、更に声帯の一部分だけを閉鎖した状態にする必要がある。要するにこれが「振動形態を変える」ということになり新しい声区が生まれる。

<頭声(とうせい)>

声帯は胸声より振動数も多く、そして薄く合わさり、部分閉鎖になる。倍音もそれほど多くなく胸の方には共鳴せず咽頭の上の方で共鳴するため、頭の上で鳴っている感じがするのでこう呼ばれる。

<ファルセット>

声帯は頭声よりも更に薄く合わさり、部分閉鎖も少なくなる。声帯は合わさった状態ではなくなり、その縁に沿った粘膜が振動するという人もいる。空気圧は低く強く声量を上げていくことはできない。一般に「裏声」と呼ばれ、頭声区で弱い音量で声を出している時にファルセットと似た響きに聞こえるが、説明の通りそこから音量を上げていけるようであれば「頭声」、音量の変化がないようなら「ファルセット」ということになる。

<地声>

地声 (じごえ)は文字通り「地の声」であり、元来は「普段平素で喋るときの声」といった意味である。

歌唱においては胸声あるいは実声に似た意味で使われるがその場合、声区的に用いられることが多い。また、歌唱のために調整された声に対して声区に関係なく「地声」という場合があり、これには「喉声」(生声などともいわれる)に近い意味合いがあり、「喉が狭い」ことを指す。

引用終わり



高校時代に少し習っていた声楽の先生は函館では有名な音楽家、酒井武雄氏の息子の奥さん。
ピアノはその酒井武雄氏の息子さんに習っていた。
(とても厳しかった)
この酒井武雄氏とは不思議な繋がりがあり、我が母校、愛宕中学・函館中部高校の校歌の作曲者である。
酒井武雄氏は道内の学校の校歌を何曲も作られていたようで昨年夏に訪れた今金町の八束中学もそうらしい。
酒井武雄氏はお父さんの仕事が渡島当別トラピスト修道院バター工場であったため、渡島当別に住んでいた。
その後函館に住むことになるのだが、酒井氏が出たあとの家に私の祖父一家は住んでいた。
そして酒井氏の孫(娘さんの子)と兄は同級生。
縁とは不思議なものですね。
そして今日は昨年イタリア音楽旅行の感謝会。
旅行から帰ってあっという間に4カ月が経ちました。
寝食を共にした仲間は一生の宝物です。
写真は渡島当別トラピスト修道院に向かう道にある「ローマへの道」の看板

lily's Ownd

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